筋膜リリース(ファシアリリース)ってなんの意味があるの？札幌円山の整骨院 | 自然治癒力をサポートする円山の整骨院として手軽にできる健康づくりの方法を紹介

筋膜リリースってなんの意味があるの？

・筋膜って何なの？？

・ファシアと筋膜の違い

・筋膜リリースで筋膜の癒着をはがすことができるのか？

・なぜ、日本では【筋膜はがし】と言われるようになったのか？

・筋膜リリースの本来の意味とは？

・筋膜リリースってどんなことをするの？

最近では【筋膜リリース】という言葉がだいぶ浸透してきたのではないかと思います。

言葉は有名になってきているのですが、実際何をしているんだろう？どんな効果があるんだろう？と疑問に思いませんか？

興味はあるけど、よくわからなくて受けてこなかった方や、やってみたけど効果が実感できなかった方にお伝えできればと思います。

・筋膜って何なの？？

筋膜が何をしているのかというと、筋肉どうしの摩さつを減らして体を潤かつに動くようにしています。

もう一つは形状記憶機能をもっていて筋肉のかたちを維持しています。

主な機能はこの2つになります。

・ファシアと筋膜の違い

体のことに興味がある方だと【ファシア】という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

矢印の先の透明な部分がファシアです。

鶏肉を切るときに皮と身の間にあるもの。

人間の体は筋肉だけではなく、内臓や神経、皮ふの下、細胞一つ一つもこの透明な繊維で包まれています。

全身にある透明な繊維の総称を【ファシア】と呼んでいます。

そして、筋肉をつつんでいるファシアの事を【筋膜】と呼んでいるんですね。

・筋膜リリースで筋膜の癒着をはがすことができるのか？

残念ながら、はがすことはできません。

例えば鶏肉の皮を力ずくではがそうとすると、けっこうな力が必要です。

筋膜はすごく丈夫な繊維なので、本当にはがすにはメスなどで切るしかないんです。

そして、筋膜ははがす必要がありません。

・なぜ、日本では【筋膜はがし】と言われるようになったのか？

それは筋膜リリースの訳し方に問題があったのではないかと考えています。

リリースの本来の意味は【解き放つ】自由にするという意味で使われているので、筋膜やその周りの筋肉をを自由に動けるようにするというのが、筋膜リリースの意味です。

それを【離す】⇒【はがす】と捉えてしまったために実際とは違うイメージになってしまっています。

・筋膜リリースの本来の意味とは？

本来の筋膜は水分をたくさん含んでいるのでヌルヌルの状態になっています。

しかし、ずっと同じ場所に負荷がかったり、動かす頻度が少ないと筋膜から水分がぬけていってベタベタになるんです。

そうすると、筋肉の間や皮膚との摩擦が増えて、炎症を起こし痛みが出たり、関節の可動性が悪くなってしまいます。

水分を失った筋膜に水分をとり戻し、機能を回復させて痛みをとり除くものを筋膜リリースといいます！

・筋膜リリースってどんなことをするの？

筋膜リリースとしてストレッチポールを使ったもの、手技など様々な方法がでています。

その中でも医療従事者がさらに資格を取ってしか使えない器具があります。

それが筋膜リリース専用の器具【グラストン・テクニック】です。

筋膜に水分が少ない状態が続くと、筋膜が劣化して新たに水を吸収できなくなります。

そうなると、いくら水を戻そうとしてもうまくいきません。

そこで、この器具を使って劣化した筋膜だけを除去し、新しい筋膜をつくることで痛みをとったり、関節の動きを良くします。

資格を持った医療従事者しか扱えないものなので安心ですよね！

受けた感覚は痛気持ちいいくらいです。痛いのにムリヤリ施術したりもしません。

なかなか取れない慢性的な痛みがある方は、是非ご相談ください。

完全予約制(当日可)で待ち時間なしで治療を受けられます。

円山公園駅5番出口から徒歩6分、屋内駐車場無料で土日も営業。

札幌市中央区北1条西２４丁目４－１東光ストア円山店2階

℡011-621-2096