物理療法の10歩先に行くための考え方


物理的・徒手的療法にも利点があります。
カウンセリングにも利点があります。
ですが、
『なぜ?そこだったのか?』まで、踏み込めていますか?
膝を痛める人、首を痛める人、腰を痛める人。
なぜ?そこである必要があったのでしょうか?
胃を患う人、大腸を患う人、肺を患う人。
なぜ?その臓器である必要があったのでしょうか?
眼の不調の人、鼻の不調の人、耳の不調の人。
なぜ?その五感組織である必要がったのでしょうか?
何かを患う、何かを負傷するには、
その方の『人生の歩み方』の中に理由があります。
この理由が変更、解消されない限り、
何度、物理的、徒手的療法で緩和・改善したとしても、
その方の『人生の歩み方』が変わらない限り、
また同じことを繰り返すでしょう。
わざわざ、崖をよじ登っていることに気づいていない人はたくさんいらっしゃいます。
隣に階段もあること、エスカレーターもあること、
少し先にはエレべーターもあることに気づかせることで、
崖ではなく、エスカレーターになれば膝を痛める必要も、胃を患う必要も、味覚を落とす必要もないでしょう。
その理解を深めながらの、物理的療法は相乗効果で治癒を促進します。
【物理的療法は、体での感覚的フィードバックの理解】
【言語的・感情的理解は、脳のプログラムの理解】
『アハ体験』や『クオリア』を感じると、急激に心身が向上するように。
これらの体感をするためのヒントがあるか?ないか?では、
地図もなしに宝を探すのと、
宝の地図を手にして宝を探すのと
そのためには、
【各々の組織の”存在意義”というキーワード】を知っておく必要があります。
きっと【棒酒箸(イクパスイ)】と聞いてご存知では方も多いでしょう。
なんとなく、「棒?酒?箸?箸で酒を飲むのか?」という予想はつけられるかもしれませんが、その全貌は見えてこないと思います。
これが、「これは膝です」ということはわかっているが、膝がなんのためになるのか?はわかっていない状態と同じです。
【棒酒箸(イクパスイ)】とは、
アイヌ民族の、神様やご先祖様への祈りの儀式の際に、お酒を捧げる時に使われる祭具です。
ここまで知ると、【棒酒箸(イクパスイ)】への抽象度が下がり、解釈度が上がるかと思います。
膝が痛い人は、なぜ?膝が痛いのか?
がわからないために、治せなくなっています。
それは、『膝』という組織に対しての抽象度が高く、解釈度が低いからです。
なのであれば、『膝』という組織の”存在意義”から解釈し直してみると、『なぜ?自分は膝を痛めたのか?』という理由が、アハ体験のように『あ、、、あれか。』
とクオリアの感じることで、脳も神経伝達も、血液内容もホルモンの分泌基準も切り替わっていきます。
ずっと悩んでいたことが、「え!こんな簡単なことだったの!?」と気づいた瞬間から、緊張感が抜けて、息がしやすくなって、体の熱がスゥ〜っと抜けていきませんか?
人間は『気付く』と血圧も栄養もホルモンも神経も脳も切り替わってしまうのです。
この『気付く』ための抽象度を一気に下げるための考え方が、

組織精神心理学

です。
この考え方を持ちながら物理療法をするのか?
何も知らずに物理用法をするのか?
では、医学を知る人なのであれば、施術の濃度がどれだけ変わるか?は想像がつくかと思います。
7月20日・21日に【組織精神心理学講座】の開催をセッティングしました。
5月31日まで『早割』のご案内もありますので、
下記URLから、詳細・お申し込みをご確認ください。
組織精神心理学講座